- 2019-09-07 (土) 16:29
令和元年9月7日に、鹿児島大学水産学部の留学生を招いて「お魚教室」を開催しました。
今回の参加者は、鹿児島大学大学院農林水産学研究科が東南アジアの6大学と共同で実施している教育プログラムの受講生を中心としており、14名の海外大学の大学院生と訪問研究者1名の方達でした。
鹿児島市魚類市場の見学と日本の魚食文化の体験を通して、日本の水産業に関心を寄せていただければと思いました。
活動の様子をご覧ください。
まずは、市場見学を行いました。
日本の流通の仕組みや市場機能、衛生管理など様々な質問が飛び交いました。水産業への高い関心を感じました。
市場見学の後は実際にさばき方体験です!
アジアの様々な文化圏から集まった留学生ですが、魚をおろしたことがあるという方はいらっしゃいませんでした。
習うより慣れろ!ということで早速体験です!


プロの指導のもと、アジを1人1尾おろしました。講師の方は「日本人より思い切りがあって、上手にさばいていた」とおっしゃっていました。
初めて自分でさばいて作ったお造りと講師と一緒に記念写真!
青いハッピも人気でした。

そして試食です!
さばき方を学んでいただいている間に、講師がお寿司などの料理を準備しました。生の刺し身が食べられない方もいらっしゃるので、カツレツや炊き込みご飯、あら汁を用意しました。バイキング形式でみなさん楽しそうに食べていました。
日本の魚食文化を実感していただけたのではないでしょうか。



今回は鹿児島大学水産学部の留学生に参加していただきました。今後、帰国した先で水産業を担うであろう人材に、鹿児島の水産物をPRできたことは非常に良かったです。
若者を中心とした世代の魚食離れは日本だけの問題ではなく、東南アジアにも共通した課題です。海外にも日本の魚食文化が広まればよいなと思います。
鹿児島市魚類市場の発展と魚食普及に向けてこれからも活動します。
今後も、“いお・かごしま”魚食普及拡大推進協議会の応援をよろしくお願いいたします。
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