数の子

  • 2017-12-16 (土) 8:48

 今週は、お歳暮やおせち料理にぴったりの数の子を紹介します。
 数の子はニシンの卵巣を乾燥または塩漬けにしたもので、東北地方ではニシンを”カド”と呼んでいたため”カドの子”が変化したといわれています。また卵の数が多いことからくる”数の多い子”が転じたともいわれ、子宝や子孫繁栄を願う縁起物としてお祝いの料理に用いられることが多い食材です。
 干し数の子や塩数の子、味付け数の子が代表的で、最近ではめんたい風、マヨネーズやわさびとあえたり、しょうゆで甘く味付したりと種類が豊富で、子どもからお年寄りまでいろいろな味を楽しめます。
 生活習慣病の予防や視力低下の抑制に効果的なエイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)が豊富な上、尿酸の元になるプリン体が少ないので酒のお供としてもぴったりです。

(平成29年12月13日の南日本新聞に掲載)

鹿児島市魚類市場 主任 横峯 宏明

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