ボラ卵

  • 2019-01-05 (土) 8:24

「からすみ」の原料はボラの卵です。冬のボラは脂が乗っておいしいですが、この時期の漁業者の目当ては身よりも卵巣です。秋から冬の産卵期に卵巣が肥大し、からすみの原料として出荷されます。市場には11月頃から入荷し、状態の良いものは一つ数万円で競り落とされます。
からすみは卵を塩漬けし、真水で塩抜き、乾燥、熟成を経て作られます。作業は複雑で、下処理や塩分濃度、漬け方で色合いや味が異なります。必須脂肪酸のリノレン酸が多く含まれ、悪玉コレステロールを下げる効果があります。亜鉛は肝臓の働きを補助し、味覚障害の予防にもなります。塩分が多く高カロリーなので多量の摂取は注意が必要です。
薄切りにした大根と食べる「からすみ大根」が有名ですが、お茶漬けやパスタにあえるほか、単体でも絶品の酒のさかなです。旬の珍味は乾物屋で購入できます。
(平成30年12月26日の南日本新聞に掲載)

鹿児島市魚類市場 主事 迫 佑樹


  • 今日の市場情報
  • 新鮮魚ニュース
  • イチ押し!旬の魚「プロが選んだ市場ん魚」
  • 発信!スタッフの市場ブログ
  • ここで買おう!
  • ここで食べよう!
  • いおかご通信
  • 料理教室のご案内
  • 「イチ押し!旬の魚料理コンクール」のご案内
  • 旬の魚レシピ
  • 旬の魚カレンダー
  • リンク集

このページのトップへ