鹿児島市に中央卸売市場ができたのは、昭和10年11月3日で、全国で7番目、九州で初めての中央卸売市場でした。
魚類市場は、1615年に、島津家の時代にできた納屋馬場(ナヤンババ)の市場が始まりで、今の魚類市場は昭和42年に青果市場とわかれて、できたものです。
卸売市場は生鮮食料品を迅速かつ効率的に分荷し、公正・公平な売買取引を行う必要があります。市場はこのように公益性が強く、また大規模な施設と膨大な費用を要することから、鹿児島市が開設、運営し、公正効率的な取引と衛生の維持に努め、住民の食生活の安全を図っています。